- 不動産で独立したい
- 未経験で開業って出来るの?
- 知識がない状態だが、気持ちはある
不動産業は在庫がなくても開業できるので、独立しやすい部類の職種なので、こんな疑問が出てくると思います。
未経験で開業できる?
結論として、未経験でも開業は可能です。
ただ、実は不動産業は宅建士の資格が必須条件となっていますし、事務所を借りたり宅建協会に加盟したりすると最低でも200万円かかります。
今回は上記2つの必須条件について解説していくので、ぜひ最後まで御覧ください。
ちなみに私は、不動産業を6年間経験して独立をした事もあり、独立前に不動産業は経験した方が良いと思っています。
宅建士が必要
まず大前提として、不動産業を始めるにあたって必ず宅地建物取引士の免許が必要になります。
何故なら、宅建業従事者5名に対して1名以上の割合で、専任の宅地建物取引士を置かないといけないからです。
- 1名で開業→宅建士が1名以上必要
- 6名で開業→宅建士が2名以上必要
- 14名で開業→宅建士が3名以上必要
代表者1名の場合でも、必ず1名必要なので、宅建士の免許は必須条件になります。
未経験開業なら絶対に自分で取るべき
特に未経験開業の場合、自分自身で宅建士の免許は持っておきましょう。
- 宅建士を雇わないと行けないから
- 知識がないと指導が出来ないから
- 辞められた時に対応出来ないから
特に開業当初は売上の見込みが無いので、大きな固定費となる人件費を抑えることが大事になってきます。
宅建士を持っていないと不動産業が始められないので、宅建士を取得出来るように勉強しましょう。
開業資金は最低220万円かかる
2つ目は開業資金についてですが、不動産業を始めるにあたって、必ずかかってくる費用があります。
- 25万円:会社法人登記費用
- 30万円:事務所借入の初期費用
- 166万円:福岡県宅建協会加入金(その他含む)
- 合計221万円
※事務所借入金は物件によって大きく前後します
初期費用の内訳を細かく解説
もちろん、これ以外にも固定電話の引込工事や事務机の購入などの雑費もかかります。
更には営業開始してからの固定費や生活費などもかかってくるので売上が立つ見込みがないと厳しいです。
最低でも220万円は営業開始前にかかってくるので、自己資金がない場合は必ず準備しておきましょう。
まとめ
今回は未経験でも不動産業を開業できるが、必須条件が2つある理由について解説しました。
- 宅建士が必要
- 開業資金は最低220万円必要
不動産業は初期費用がかからないイメージがありますが、資格と220万円が必要になる事を考えると未経験では難しい業種です。
とはいえ、未経験でも成功している人はいるので未経験だから辞めておくというのはもったいないです。
知識をつけていきながら行動できるようにしていきましょう。
当社では不動産開業に関するコンサルティングを行っているので、お困りならまずはお問い合わせください。