宅建業申請

【画像付】不動産開業!事務所の写真撮影ポイント9選【場所別解説】

不動産開業!写真撮影で知らないと損する9つのポイントを解説【実例つき】
  • 不動産業の開業手続きを効率よくしたい
  • 事務所の写真撮影の方法が分からない
  • 何を撮影すれば問題なく手続き出来るか知りたい

不動産業を開始するにあたって土木事務所へ宅地建物取引業申請書を提出しないといけません。

その中に事務所の写真撮影が必要になってきますが、新規開業の場合、全部で3項目あります。

  1. 事務所の外観
  2. 事務所入口
  3. 事務所内

ただし、それぞれに写真内に入れておかないといけないポイントがあります。

その部分が抜け落ちていると、申請をしても再提出になる可能性があるので、事前に撮影しておくべきポイントを知っておきましょう

今回は、場所別で合計10ポイントを紹介していきます。

※目次からポイントの全体像を把握出来ます

ちなみに撮影した写真は申請書に貼り付ける必要はありません。

A4サイズ(横)に2枚の写真が入るようにして、印刷しておけば大丈夫です。

事務所の外観でいれるべきポイント3選

まずは事務所の外観から解説していきますが、外観で入れておくべきポイントは全部で3つあります。

  1. 建物全体像
  2. 建物の入口部分
  3. ポスト(会社名明記)

こういった細かい部分を抑えておかないと、申請書を提出した時にやり直しになる可能性が高くなります。

建物全体像

まずは建物の全体像です。

私はマンションの一室を事務所として借りたので、マンション全体を写しました。

ただ、大きすぎたので上部を1枚、入口が見える部分を1枚と分けて合計2枚の写真を撮りました

建物の入口部分

次に建物の入口部分です。

株式会社おもいで不動産の事務所外観①

マンションの場合、どこから入るのかが大事なので全体像で写りきらなかった場合は分けて撮影しましょう。

もちろん、全体像と入口が1枚で収まる場合は1枚で大丈夫です。

ポスト(会社名明記)

次にポストを撮影します。

私はマンションだったので1階部分に建物全体の集合ポストがありました。

私の事務所のポストを撮影しましたが、1点注意すべきことがあります。

それは、ポストに会社名を明記する必要がある事です。

株式会社おもいで不動産事務所のポスト

事務所は実際に運営できるのかが重要なので、ポストにも会社名が必要となります。

私の場合、撮影の段階では単純にパソコンで書いた紙を貼り付けました。

もちろん、事務所立会の時には紙だけはNGになる可能性が高いので、ラミネートで頑丈に作り直しました

事務所立ち会いについて

時間に余裕があるのなら、事前に準備して作成しておきましょう。

事務所入口で入れるポイント2選

次に必要になるのは事務所入口になりますが、ここで重要なポイントは全部で2つあります。

  • 玄関ドア(開閉で2枚)
  • 号室プレート&会社名

玄関ドア(開閉で2枚)

まずは玄関ドアですが、開いた状態と閉まった状態の2枚が必要になります。

よくあるのは、閉まった状態の1枚のみで提出する事ですが、再提出になる可能性もあるので必ず開いた状態と閉まった状態の2枚を準備しましょう

株式会社おもいで不動産の事務所入口写真
株式会社おもいで不動産の事務所入口写真②

号室プレート&会社名

次は入口写真でいちばん重要なポイントです。

私の場合はマンションだったので、号室プレートとポストと同様に会社名が必要になります。

事務所入口と言っても玄関ドアを単純に写すだけでは、写真としてNGになるので号室プレートと会社名も一緒に写真内に収めるようにしましょう。

事務所内で入れるポイント4選

事務所入口まで撮影が完了したら、残りは事務所内ですが、ポイントは全部で4つあります。

  • 事務机&イス
  • 接客用の机&イス
  • 固定電話
  • パソコン

状況によっては、机は1つでも良い可能性もありますが、不動産業として事務作業する机と接客する机は分けた方が良いと思っています。

事務机&イス

まずは事務机とイスです。

株式会社おもいで不動産事務所内

私の場合、事務机は壁に向けて設置しました。

また、右隣に接客用の机を設置することで、イスを兼用して利用できるメリットがあります。

配置については、あなたの事務所によって考えるのが良いでしょう。

接客用の机&イス

次に接客用の机とイスの写真です。

ただ、実は私の場合、写真撮影の段階で接客用のイスを買ってなかったので、接客用机をだいぶ手前に寄せて、イスが存在するかのように対応しました。

※もちろん、事務所立ち会いまでにイス2脚用意しました。

事務所内の撮影は机とイスを写さないといけませんが、同時に事務所全体も撮影しないといけないので、角度を変えて複数枚撮影しましょう。

固定電話&パソコン

不動産業は固定電話の引き込みが必須となってるので、必ず固定電話を準備しないといけません。

また、契約書や物件資料などの事務作業をする上でパソコンも必須になります。

そのため、写真撮影の段階で準備しておかないといけません。

私の場合、プリンター&FAXも一緒に写しましたが、基本的に固定電話とパソコンがあれば問題ないでしょう。

ただ、電話回線は事務所立ち会いまでに繋げば問題ないので、写真撮影の段階では購入しておくだけで大丈夫です。

まとめ

今回は、不動産開業申請の際に必要になる写真撮影のポイント9選を解説しました。

事務所外観3選

  1. 建物全体像
  2. 建物の入口部分
  3. ポスト(会社名明記)

事務所入口2選

  1. 玄関ドア(開閉で2枚)
  2. 号室プレート&会社名

事務所内4選

  1. 事務机&イス
  2. 接客用の机&イス
  3. 固定電話
  4. パソコン

不動産開業にあたっては、申請書や手続きなど大変なことが多いです。

その中で写真撮影は手軽な場面ですが、必要なポイントが写っていないとやり直しになる可能性が高いです。

他の書類が完璧でもやり直しとなると、再度土木事務所へ行くなど時間的なロスが大きくなります。

事前に知識として入れておくだけで、だいぶスムーズに手続きが出来るようになるので、勉強しておきましょう。

他にも大事なことはたくさんあるので、他の記事なども参考にしながら進めていってください。

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